第77期順位戦C級2組昇級争いまとめ
第77期順位戦(2018-19)C級2組の昇級争いまとめ。
あと2人は誰に?
最終節(3月7日)を残すのみとなった第77期順位戦C級2組。
既に、及川拓馬六段(番付25位)が9勝0敗の成績でC級1組昇級を決めている。
あと2人は誰になるか?
2敗まで可能性あり
3番手で既に10局終了している西田四段(番付12位)が8勝2敗。
なので、ボーダーラインは2敗までということになる。
※佐藤和六段と石井五段が自力
2位:佐藤和俊六段 8勝1敗(番付14位) 長岡
3位:西田拓也四段 8勝2敗(番付12位)
4位:石井健太郎五段 7勝2敗(番付2位) 中村亮
5位:佐々木大地四段 7勝2敗(番付6位) 矢倉
6位:阿部光瑠六段 7勝2敗(番付11位) 斎藤明
7位:高見泰地叡王 7勝2敗(番付13位) 村中
※以上が昇級の可能性あり
8位:三枚堂達也六段 7勝2敗(番付20位) 中田功
また、三枚堂六段は2敗ではあるが、勝ち星、番付順位とも暫定2位の佐藤和六段、暫定3位の西田四段を下回るため、どのような結果になっても3位以上にならない。
というわけで、最終節は、高見叡王以上の6人で残り2つのイスを争うことになる。
2位:佐藤和俊六段 8勝1敗(番付14位) 長岡
3位:西田拓也四段 8勝2敗(番付12位)
4位:石井健太郎五段 7勝2敗(番付2位) 中村亮
5位:佐々木大地四段 7勝2敗(番付6位) 矢倉
6位:阿部光瑠六段 7勝2敗(番付11位) 斎藤明
7位:高見泰地叡王 7勝2敗(番付13位) 村中
佐藤六段、石井五段は自力
2位:佐藤和俊六段 8勝1敗(番付14位) 長岡
3位:西田拓也四段 8勝2敗(番付12位)
4位:石井健太郎五段 7勝2敗(番付2位) 中村亮
暫定2位の佐藤六段と暫定4位の石井五段は、最終節、勝てば自力で昇級を決めることができる。
負けても昇級のパターン
2位:佐藤和俊六段 8勝1敗(番付14位) 長岡
3位:西田拓也四段 8勝2敗(番付12位)
4位:石井健太郎五段 7勝2敗(番付2位) 中村亮
5位:佐々木大地四段 7勝2敗(番付6位) 矢倉
6位:阿部光瑠六段 7勝2敗(番付11位) 斎藤明
7位:高見泰地叡王 7勝2敗(番付13位) 村中
よもや、ご本人は「負けても昇級しよう」などとは思っていないと思われるが、一応、可能性について。
佐藤六段
佐藤六段の場合、最終節に負けても昇級できる目がある。
佐藤六段が最終節に敗れると、8勝2敗で終えることになる。
この場合、暫定3位の西田四段に抜かれる。
?位:西田拓也四段 8勝2敗(番付12位)
?位:佐藤和俊六段 8勝2敗(番付14位)
なので、自分より番付順位が上の石井、佐々木、阿部、高見のうちの誰か一人でも8勝目を挙げると昇級圏内から転落するが、逆に、石井、佐々木、阿部、高見の4人が揃って敗れた場合、「負けても昇級」という事態が発生する。
佐々木四段、阿部六段
2位:佐藤和俊六段 8勝1敗(番付14位) 長岡
3位:西田拓也四段 8勝2敗(番付12位)
4位:石井健太郎五段 7勝2敗(番付2位) 中村亮
5位:佐々木大地四段 7勝2敗(番付6位) 矢倉
6位:阿部光瑠六段 7勝2敗(番付11位) 斎藤明
7位:高見泰地叡王 7勝2敗(番付13位) 村中
同じ「キャンセル待ち」でも、佐々木四段、阿部六段は、番付順位が暫定3位の西田四段より上。なので、「西田四段に対しては自力」ということができる。
ゆえに・・・
佐々木四段
佐々木四段の場合、自分が勝ち、佐藤六段と石井五段のどちらかが負ければ昇級。
阿部六段
阿部六段の場合、自分が勝ち、佐藤六段と石井五段と佐々木四段のうち2人以上が負ければ昇級。
高見叡王
2位:佐藤和俊六段 8勝1敗(番付14位) 長岡
3位:西田拓也四段 8勝2敗(番付12位)
4位:石井健太郎五段 7勝2敗(番付2位) 中村亮
5位:佐々木大地四段 7勝2敗(番付6位) 矢倉
6位:阿部光瑠六段 7勝2敗(番付11位) 斎藤明
7位:高見泰地叡王 7勝2敗(番付13位) 村中
高見叡王の場合、番付順位が暫定3位の西田四段より下。
なので、暫定2位で番付順位が高見叡王より下の佐藤六段が2敗目を喫することが最低条件になる。
その上で、石井、佐々木、阿部がそろって負けないと、3位に入れない。
つまり、自分が勝ち、佐藤、石井、佐々木、阿部がそろって敗れた場合のみ、3位で昇級できる。
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