第76期(2017年度)A級順位戦が降級3名の理由
将棋の第76期(2017年度)A級順位戦は降級者が3名。
通常は降級2名の順位戦が、第76期については例外的に3名となっている。
それは、前期・75期の、三浦弘行九段の扱いに関係する。
前期75期は降級1名だった
ご存じの通り、前期(2016年度)は、三浦弘行九段がスマホ使用疑惑によって途中から休場となった。
<三浦弘行九段の75期A級順位戦成績>
第1戦:vs広瀬八段●
第2戦:vs佐藤康九段●
第3戦:vs稲葉八段●
第4戦:vs渡辺竜王○
第5戦~第9戦:不戦
冤罪
原則通りなら、不戦=負けとなり、1勝8敗の成績として降級扱いになるところ、三浦九段の場合、休場となった原因が「冤罪(えんざい)」によるものとされたため、特別措置が講じられ、A級残留扱いになった。
結果、75期A級順位戦の降級は1名(3勝6敗の森内九段)のみとなった。
76期は降級3名
そういう理由から、76期A級順位戦は通常より1名多い11名が在籍。
これを調整するため、通常2名の降級が、76期は3名になった。
※B1からA級への昇級は、75期も76期も2名※
プレーオフ・トーナメント表&日程
第76期A級順位戦最終局結果一覧
形勢判断まとめ~このまま行くと…
久保vs深浦・速報&形勢判断
三浦vs渡辺・速報&形勢判断
佐藤康vs屋敷・速報&形勢判断
稲葉vs行方・速報&形勢判断
広瀬vs豊島・速報&形勢判断
スポンサードリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません