あの出口若武三段が四段昇段!鮮やか「先行逃げ切り」で奨励会卒業
2019年3月3日(日)、奨励会三段リーグ最終日の対局が行われ、出口若武三段と黒田尭之三段が四段昇段を決めた。
三段リーグ最終局の結果、1位・出口若武三段(14勝4敗)、2位・黒田尭之三段(13勝5敗)となりました。出口三段と黒田三段は4月1日付けで四段昇段となります。次点は石川優太三段(13勝5敗)。
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) 2019年3月3日
新人王戦決勝の出口三段が四段に
新人王戦決勝で藤井七段と激闘
出口若武三段といえば、第49期(2018年度)新人王戦で、澤田慎吾六段や井出隼平四段らを破って決勝戦に進出し、藤井聡太七段と三番勝負を戦った実力者。既に、将棋ファン一般に知られた存在となっている。
「先行逃げ切り」で奨励会卒業
今期(第64回)三段リーグは出だしから快調に飛ばし、1月前半時点で10戦全勝、2月前半時点で13勝1敗と独走態勢を築く。
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その直後の対局でも勝利して14勝目を挙げ、これでほぼ四段昇段を手中に収めた。
ラスト3局は3連敗も、ライバルに追いつかれるには至らず、鮮やかな「先行逃げ切り」レースで今期三段リーグを1着で駆け抜けた。
4月1日付で「出口四段」が誕生する。
井上門下、23歳。
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