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名人戦千日手規定・佐藤名人と豊島二冠の持ち時間計算方法

2021年3月15日

第77期(2019年)名人戦第1局は、1日目の4月10日(水)午後3時2分に千日手が成立。

「名人戦ルール」により、指し直し局は次のような条件で行われる。

名人戦ルール

名人戦七番勝負においては、1日目の午後3時を過ぎて千日手が成立した場合、次のようなルールになっている。

1)指し直し局は2日目に1日指しきりで行う。

2)封じ手までの時間を折半して双方の持ち時間を差し引く

1)のルールはすぐに理解できるとして、2)のルールが、直感的には分からなかったりするわけだが…

佐藤名人と豊島二冠の持ち時間の計算

「封じ手までの時間を折半して」とは?

 

「封じ手までの時間を折半して」とは、

千日手成立時刻から封じ手が予定されていた時刻までの間の時間、「両対局者の消費時間が全く同じだったものとみなす」と同義。

今回の場合、千日手成立時刻は15:02封じ手予定時刻は18:30

この間の3時間28分の間(208分間)、佐藤名人も豊島二冠も1時間44分(104分)持ち時間を消費したものと仮定して、残りの持ち時間を割り出すということ。

なお、名人戦七番勝負の持ち時間は各9時間

佐藤名人の持ち時間の計算式

9時間-3時間11分(1日目消費時間)-1時間44分4時間5分

豊島二冠の持ち時間計算式

9時間-1時間17分(1日目消費時間)-1時間44分5時間59分

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Posted by ぶたクン